これが数学の解き方だ!
灘中学の入試問題(算数)から一部改題したものがある。
「異なる3つの自然数があり、3数の和に4を加えたものは、3数の積に等しい。このような整数の組み合わせは2通りある。その組み合わせ及び2通りしかないことを証明せよ。」
これをボクなりに解いてみました。以下、数学嫌いの方にはむしずの走る文が続きますがご容赦下さい。
要するに、これだけ論理的に考えるのが数学の面白みということです。
3数をa,b,c(a>b>c)とする。仮定より
a+b+c+4=abc
が成立するとする。この式を変換して
abc-a=b+c+4
a(bc-1)=b+c+4
この時、bcも自然数なので以下の場合が考えられる。
(1)bc=1のとき
b=1、c=1となり、b>cを満たさないため不適(3数の組み合わせ無し)。
(2)bc=2のとき
b=2,c=1となり、方程式を解くとa=7となる。これは題意に適する。
(3)bc=3のとき
b=3,c=1となり、方程式を解くとa=4となる。これは題意に適する。
(4)bc=4のとき
b=4,c=1となり(b=c=2は仮定に反する)、方程式を解くとa=2となる。
a>bを満たさないため不適。
(5)bc>4のとき
a(bc-1)は3aより大きい。さらに両辺にaを加えると
a+a(bc-1)=a+b+c+4 さらにa+b+c+4=abcなので
a+a(bc-1)=abc
左辺は4aより大きい。a>b>cより右辺は3aより小さい。
左辺>4a>3a>右辺となり題意に反する。よって不適。
よって、題意を満たす3数は(7,2,1)と(4,3,1)の2通りだけである。
今回は、きっかけを下さった「瀬戸智子の枕草子」にトラックバックです。
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コメント
マサボンさん。
こんにちは。
数学の問題の解き方、遅くなりましたが、今日やっと載せることが出来ましたので、トラックバックさせていただきました。
最小が1であることは直感として分かるのですが、
これを説明することは難しかった(^^;
マサボンさんのようにエレガントではありませんが、ご覧くださいね、、、
これからも、いろいろ楽しい問題を一緒に考えていきたいですね。
よろしくお願いいたします。
では、、、またね(^.^)
投稿: せとともこ | 2005/04/30 15:49
せとともこさん、コメント&TBありがとうございます。
(*^^*)
コメントに間を置いたのは、数学から身をひくため山にこもっていたから、もとい会社の合宿研修です。
数学の素晴らしさはもとより、今の学生は思考よりも感情が先行しているようで悲しいです。全ての行動を「何となく」で済ませてしまうような感覚。そんなログを下書きしながら、時には数学の証明問題で頭を鍛えていきたいです。
投稿: マサボン | 2005/05/08 00:31