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2005/10/16

プロ野球が無い日々

 プロ野球は日本シリーズに向けて佳境を迎えています。セ・リーグは阪神の優勝が決まり、パ・リーグもプレーオフ第2ステージでロッテが優勝に王手。第3戦は9回表までの途中経過を知った段階で優勝を確信しラジオの録音を始めたのだが、まさか小林雅英選手が大崩れするとは。ソフトバンクが一矢報いましたね。これから第4戦が始まる模様です。
 ボクは渡辺俊介選手(ロッテ)のアンダースローが好きだし関東の人間なので、どちらか応援するならロッテ派
(注:12球団では西武ファン)。優勝決定戦だしテレビの中継もするだろうと思っていたら、このザマです。

プレーオフ全国中継2試合だけ
 プロ野球パ・リーグの優勝を懸けたプレーオフ第2ステージが12日、福岡市のヤフードームで開幕した。昨年の雪辱を期すソフトバンクと31年ぶりのリーグ制覇を目指すロッテの激突に、地元福岡では民放局が全試合を生中継するが、地上波での全国中継はテレビ東京系が放送権を得た第4、5戦(16、17日)のみ。全国の野球ファンは大いに気をもみそうだ。 
[共同通信:2005年10月12日18時35分]

 確かに、本当のファンなら福岡まで乗り込むだろうし、我が家にBSやCSを導入すれば生中継を観ることはできる。タダで悦に入ろうという浅はかな考えは捨てるべきという論理も納得せざるを得ない。しかし、これではプロ野球人気の下降を止められないんじゃないでしょうか。

 先日この一件で父と話し込んだ。

「ジャイアンツが弱くなったから、プロ野球人気は下降した。」
というのが父の論理。確かに今年のジャイアンツは弱かった。地上波テレビ局は延長対応をやめ終盤には中継すらされなかったのだけれど、ジャイアンツの戦果とテレビ局の対応に相関関係は無いとボクは思う。
 昔は生え抜きで選手やコーチの全てを構成していたから各球団の個性が強く、中でもジャイアンツは秀でていた。先の星野SD(阪神)のジャイアンツ監督招へいというデマも、「生え抜き」というジャイアンツらしさが消えることから激しく批判した方も多かれと思います。しかし今は、ボクから見れば12球団はどこも平等なのです。前述した通り、好きな選手がいる球団を応援するので、その選手が他球団に移籍したら応援球団も変わる。FA制度等で選手の移籍が頻繁になったからこその論理だけど、平等ゆえ各テレビ局がジャイアンツだけに肩入れした扱いをするのにはひどく違和感を感じるのであります。ジャイアンツ戦しか地上波での中継をしていないとかね。

 地上波ではぜひとも注目度の高いカードを生中継してもらいたいのだけれど、プレーオフはジャイアンツの試合並に軽んじられている(深夜の中継録画すらないからジャイアンツ以下かも)ということなんでしょうね。テレビ局の対応からそう読み取るべきなんだろうか。優勝決定が濃厚な今日のカードを生中継するのは関東人としては嬉しいけれど、ネット局が少ないテレビ東京系ゆえ全国から批判が集中するのは否めませんね。一昨年の日本シリーズ第7戦もテレビ東京系だったっけ。

 やっぱり白いアンテナを買わないとプロ野球を楽しめない世の中だったんだな。ジャイアンツファンとて地上波で見られるとタカをくくってないで、少しは金を出さないと。今回は「トピックス・アポカリプス」と「女子アナ応援ブログ」にトラックバックです。

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