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2006/04/23

ジェネリック医薬品

 最近身の回りで「面倒くさい」という言葉をよく聞く。家の中然り、電話営業然り(先月末からテレフォンアポインターのアルバイト始めました)、かかりつけの薬局然り。4月から、法改正で医者から処方される薬を患者の判断で安いものに買えることができるようになった。ジェネリック医薬品である。薬には特許があり、期限までは特許料の関係で開発したメーカーが安く生産できる。しかし期限切れとなると逆に開発メーカーは開発費用を回収する必要から、他社が同品質の薬を安価で提供できる。これがジェネリック医薬品(後発医薬品)だ。

 要するに薬代を抑えることができるんだけど、そう簡単に皆がジェネリック医薬品を利用できるとは思えない。冒頭にある通り患者・薬局共に「面倒くさい」と思っているからだ。

 まず患者サイド。薬局の方いわく、日本人にはまだブランド志向が強いという。ジェネリック医薬品は安価な分どこかが劣っているのではないかという余計な不安だ。前述の通り品質には大差ない。それはちゃんと薬局が検証・説明してくれる。なのに、何となく、後発のメーカーを蔑んでいる風潮がある。今現在大多数の人が使っているものならとりあえず安心だろうという過信が無駄な出費を生んでいるというのに。さらに、適用する際には患者から申告しなければならない。ここに「面倒くさい」が作用するのである。どれだけ安くなるかは検証前にどれだけ安くなるかを見積もってくれるのだが、その幅が患者によって大きく違う。ボクが処方されている薬の場合1ヶ月あたり40円。加えて適用時に手数料がかかると言うではないか。薬局が検証するための費用というが、この手数料のせいで、例えば風邪薬など1週間前後の処方では逆に薬代が高くついてしまうらしい。

 ボクの場合、別の法改正で自己負担を倍にされているので適用を申請したが、仕事柄安くなることに貪欲な姿勢を見せる必要があるというのも理由のひとつだ。ボクが扱う商材は、あるものの月額利用料が安くなるサービス。こちらは手数料さえかからないものの、大概のお客様は値下げ幅が少ないと判断され手続きが「面倒くさい」と言われ断られるのがしょっちゅうだ。電話でサービス内容を話しても、「面倒くさい」気持ちなお客様の脳みそが動いていない(話を聞いていない)のはレスポンスで如実に分かる。安くなることに全く関心を払わず、ブランド志向に縛られている。その会社に知り合いがいると嘘までついて縛られようとしている。こういう人にジェネリック医薬品のメリットを話しても何の意味も無いぞ。

 そして薬局サイド。検証・説明が義務の上、高度な検証結果を患者に噛み砕いて説明するのが「面倒くさい」と言う。普及に際し極めて消極的というか、相当戸惑っている。お上の決定(法改正)には逆らえないが、なぜ「面倒くさい」と言い切れるような煩雑な仕組み(薬局の方談)を可決したのか、この一点についてはよく分かりません。

 医療費を薬代から安くするという法改正は、国民から「面倒くさい」と一蹴されています。逆に言えば「面倒くさい」という考えで国民が知らず知らずの内に大損をこく時代になったということでもあります。あなたは、どうですか?これを読むの、面倒くさかったですか?
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